時は3世紀ローマ。
キリスト教の聖者、セイント・バレンタインは、ローマ皇帝が出した結婚禁止令に背く恋人たちをかくまい、密かに結婚させていました。
しかし、そのことがローマ皇帝にバレて、処刑されたのが2月14日。
恋人が愛を誓いあう「バレンタインデー」は、それが起源となって始まったといわれてます。
さらに、バレンタイン処刑日から1か月後の3月14日。
かくまわれていた恋人たちは、改めて永遠の愛を誓った、というエピソードが残っています。
その話が元になって、ホワイトデーが生まれたのだとか。
ホワイトデーは「曇りのない純粋な自分で愛を再確認する日」だったということです。
「純粋な自分に戻れるように」
そんな思いを込めて、ゆにわでは白いスノーボールクッキーをおつくりします。
なぜ、スノーボールクッキーなのか?
その所以は、ゆにわでも毎年12月に参拝セミナーを行っている、日本全国8万社の中でも別格の神社・伊勢神宮。
参詣されたことがあるでしょうか?
その正殿には、白い石が敷き詰められており、20年に1度の式年遷宮のたびに、その祭事の一つ「お白石持行事」で取り換えられています。
そんな神聖な白石をモチーフに作った、スノーボールクッキーです。
香り高いアーモンドプードルをベースに、発酵バターとココナッツオイルを合わせることで、コクがありながらも軽やかな味わいを実現。
ザクッと噛めば、香ばしさと、ほんわり安心する甘さが広がります。
そのこだわりは、なんといっても仕上げの「和三盆」です。
「和三盆」とは、日本の伝統的な手法で作られる砂糖の最高級品。
ところが、近ごろ世間に出回る「和三盆」は、ほとんどがグラニュー糖から作られた粉砂糖に、少しだけ和三盆を混ぜて作られているんです。
身体を冷やす砂糖であることはもちろん、サラサラの状態を保つために、固化防止剤などの添加物が入っていることも。
そんな和三盆では、ホッと安心の気で包まれる、ゆにわのお菓子からは程遠くなってしまいます。
だから、ゆにわでは「竹糖」と呼ばれる、収穫量が少ない在来品種から作られる希少な阿波和三盆糖を100%使用しています。
ただ、竹糖は除草剤に弱いので、すべて手作業で除草しなければならなかったり、台風で倒れたら1本ずつ手で起こして支柱を立てる必要があったり、甘みが詰まっている根本から刈るために収穫もすべて手作業だったり、栽培がほんとうに大変なのだそう。
そのうえ、単位面積当たりの収穫量は、沖縄などで栽培されるサトウキビより少ないため、栽培農家もごくわずかなのです。
安価なグラニュー糖の輸入により、たくさんあった和三盆の製糖所も姿を消していき、今や数軒。
職人がつきっきりで、火加減を調整しながら、ひと釜ずつ丁寧に灰汁をすくい取るという根気のいる作業を経て、本物の和三盆糖が出来上がります。
そんな一切の妥協なく作られた和三盆糖が惜しげもなくまぶされた、ゆにわのスノーボールクッキーは、上質で奥深い甘さを持ちながらも、口に入れた瞬間消えていく、なんとも言えない儚く繊細な風味。
懐かしいようで、でも一度も食べたことのないようなやさしいお味は、お子さまにもぴったり。
北極老人も非常にお好きなものの一つです。
さらに!
今年は新発売のブラウニーも登場です。
昨年末に販売したスイーツおせちの中にも、上部にナッツを散らしたアマゾンカカオの小さいブラウニーを1つお入れしていましたが、今回は大きなサイズでお届け!
濃厚で香り高いアマゾンカカオがたっぷり入った、目が細かくぎっしりとつまった生地で、食べごたえがありながらも重苦しさはなく、お腹もこころも満たされます。
ローストしていない大粒の無塩有機オーガニック生クルミを練りこんでいるので、食感は柔らかめで、ほんのりと甘みが感じられ、熱によるクルミに含まれる油分の酸化もないため、フレッシュな香りをお楽しみいただけます。
ぜひ、ご賞味ください。
◆販売価格(税込)
スノーボールクッキー1,540円
アマゾンカカオのブラウニー1,100円
◆受渡日時
3/7(土)~14(土)12:00~19:00
◆受渡場所
【大阪】
パティスリーゆにわ
社員食堂ゆにわ
御食事ゆにわ(当日お食事ご予約された方のみ)
【東京】
Teas Üniwa 白金 & 斎庭 Salon de thé
◆予約方法
【WEB(詳細もこちら↓)】
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